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牛深は熊本県天草の最南端に位置し、西方に東シナ海を望む県下最大の漁港で、古く江戸時代からカツオ漁の基地として栄え、昭和24年には、長崎に次いでイワシの水揚げ高で全国2位にランクされ、以来漁業基地としてにぎわってきました。
また、天草沖は対馬暖流と有明海、八代海の内の潮流が混じり合いプランクトンが豊富な海域で、しかもイワシの産卵海域になっています。ここでとれるイワシは東日本のイワシに比べて脂肪分が少ないのが特徴です。
水揚げされる主な魚種は、アジ、サバ、イワシ、などです。
◎ 牛深ハイヤ節
牛深ハイヤ節の起こりは、帆船による海上交通が整備された江戸時代中期。時化や風待ち、積み荷の売買で、牛深の港にも多くの船が立ち寄りました。女性が出港を待つ船乗りをもてなす酒盛りの歌と踊りが「牛深ハイヤ節」だったといいます。
当時の船乗りは、情報や文化の伝道師。牛深で覚えた音楽は、寄港地の酒宴でも披露され「最新の流行ソング」として津々浦々に広まりました。阿波おどり(徳島)、佐渡おけさ(新潟)、安房節(千葉)など、全国のハイヤ系民謡の源流と言われています。
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