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唐津港は、九州の北西部に位置した静穏な港であり、古くから「唐の津」と称されアジア大陸との交易の場として、
また、神功皇后三韓征伐のときは皇軍出帆の基地として、さらに近世においては豊太閤朝鮮出陣の本営地として
利用され歴史上にその名をとどめた良港です。
昭和31年、まき網漁の拡大による魚景気の波に乗り「唐津魚市場」が誕生しました。
また、昭和40〜45年には、日本一の青物取り扱い量を誇っていました。
水揚される主な魚介類は サバ、アジ、ブリ、イワシ、他。
◆ 切子ぼたん
およそ400年前、豊臣秀吉がはるか大陸への進出を企てた頃の話です。
この地方を治めていた波多三河守親は、出兵に際して秀吉からいわれのない怒りをかい、関東筑波山に流されてしまいました。
その後、波多氏の居城岸岳城を訪れた波多家の家臣が城跡に咲く一株のかれんなぼたんを見つけ、切木村に持ち帰り大事に育てました。
このぼたんは、波多氏の知人で松浦党の塚本三鉄が明国から持ち帰り波多氏に贈ったものと言われ、
波多氏の夫人秀の前がことのほかかわいがっていたと伝えられています。
その由緒ある切木ぼたんの伝説を受け継いだのが「ぼたんと緑の丘」で、今では109種・500本もの世界のぼたんがあります。
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