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皆様のお陰で創立20周年を迎える事が出来ました。

創業当時は西も東も判らない状況でしたが、皆様のご協力、ご支援により多くの難局を乗り越えることができ、本当に有難うございます。
まず、加工を始めた動機をお話させていただきます。私の父が鮮魚商を営んでいる関係で、27歳のときにデパートの鮮魚売り場を任されました。当初は丸の魚を売るのが当たり前で魚を並べれば商売になっていた時代でした。しかし、日本は高度経済成長期を迎え生活がすごく豊かになり、女性の社会進出が顕著になり、核家族化、夫婦共働き等があたりまえになっていき、時間が非常に貴重な時代になりました。鮮魚販売においても加工品の需要が増えていきました。
ふくおか経済誌の記事 店頭で注文を受けて、その場で捌くという作業のなかで私は「これからのサービスは、如何に加工した商品をスピーディに売るかだ」と思っていました。 しかし、魚を捌くという仕事は、誰にでもすぐに出来るものではありません。
当時、私が最も苦労したのは、人手を探すときに「魚を捌ける人」が見つからない事でした。人材不足を解決するには、バックヤード(鮮魚売り場の作業場)の作業を減らし、加工した商品を販売するしかないと考えました。

そんな折に、現在マルウ水産の専務取締役宇野豪様から、あんこう鍋を作ってくれないかと相談され、私は二つ返事で承諾し、工場をつくる事を決断しました。
会社の名前は「ジャパンシーフーズ」最初から日本全国を相手にしていたわけではないのですが、たった一人で事業を始めたときから、私にはある決意のようなものがありました。「この仕事で独立することになったときに、やるなら日本一になってやろうと決心していました。」しかし、当初は工場運営の知識はなく、失敗の連続でした。小さな工場での商品づくりは手作業が主体になり、魚の種類が多い事や加工がお客様によって異なる事など、結構手間がかかり採算割れの状態でした。また、夏の時期は加工する魚が少なく、工場を運営するのに大変苦労をしました。魚は四季を通じて美味しさが異なりますが、夏に美味しいあじを商品化できないかと日々試作を重ねていました。忘れもしませんが、粗悪品のあじ商品を最初に買ってくださったお客様には、いまでも感謝を忘れていません。

あじの加工も毎年少しずつ機械化をすすめ、5年目から生産も軌道に乗ってきました。現在、当社が一日で加工するあじは平均7トンから8トンになります。刺身用、タタキ、すしねた、てんぷら用といった用途別に加工・真空パックされたものが、日本全国に流通しています。一定のシェアと知名度、実積を持つに至った当社のあじですが、さらに強化し、「あじのことなら何でも対応できる」ように万全の体制を構築していきます。
事業の約8割を占めるアジを、これからも主力商品としながら、新たな主力商品開発に精進してまいります。又、特色ある食品メーカーとして、他社に出来ない事をやっていきたいと考えています。最後に、お客様に必要とされる会社、なくてはならない会社を目指して全社員心を一つにして取り組んでまいります。また、お客様から「ありがとう」のお言葉を頂けるような会社にすることが当社の目標です


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