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Vol_18

シーザーあじドレッシング  「サバの生き腐れ」とは、サバは釣り上げるとすぐに死に、たちまち死後硬直を起こす性質のあることを漁民が知っていたことからとらえた例えです。硬直したサバをすぐに三枚におろしてさばいてみると、その身は身割れしている。これが、漁民が例えにした「サバの生き腐れ」という言葉の土台となっているものと思われます。
サバにはヒスチジンという成分が非常に多く、鮮度が落ちるとカテプシンという酵素の作用で、短時間に大量のヒスタミンへと変化します。 このヒスタミンは、アレルギー成分であり、喘息の発作が起こったときにはこのヒスタミンが増加していることが注目されてきました。ところがこのヒスタミンよりも5000〜10000倍も強い成分SRS-Aが発見されました。 このSRS-Aがロイコトリエンと呼ばれる喘息を起こす成分をつくり出すことが1983年にスウェーデンのサミュエルソン教授によって突き止められました。  ロイコトリエンは動物の肉に由来する不飽和脂肪酸(アラキドン酸)です。
そこで、喘息を治すには魚肉の不飽和脂肪酸であるエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)を摂取する、つまり、魚食中心の食生活に変えたところ、ロイコトリエン酸のできる量が減少したという結果がアメリカのリー博士らの報告にありました。

◎「話題の栄養素」というメールには次のような報告がある・・・・
 そこで私は、北海道から沖縄まで、海の近くに住む小学生と山側に住む小学生、約8000名の食事と喘息との関係を調査しました。その結果、思った通りEPAやDHAを多く含むイワシやサンマ、サバなどを毎日食べている人から食べない人まで五段階に分けて比較すると、良く食べている子供ほど喘息が少なくなっていたのです。「話がうますぎるよ、空気の良い所や悪い所などの条件の違いによってたまたまそうなっただけだよ」と思われる方も多いと思いますが、そんな条件の違いを調整しながら調査するのが疫学です。 外国の報告でも喘息が少ない報告がでています。最近では、病院でも喘息などのアレルギー患者にこのEPAなどを投与したら効きめがあったという報告がでています。
 〆サバは何時間、酢に漬け込んだら美味しく出来上がるのだろうか?

 酢に漬ける前に処理する塩の適正な量を調べた研究がある。 まず、サバを三枚におろし、 塩でしめる時間(2、4、6、12、20時間)と食塩濃度(サバの重量に対して3、5、10、15%)を変え、 最後に酢に1時間浸していろいろな〆サバを作る。 食塩濃度が15%のときは2時間、10%のときは6時間、 5%のときは12〜20時間しめるというのが好ましいくみあわせであった。
 このように、サバに振る食塩の量が多いと塩じめは短時間でよく、塩が少ない時は、長時間塩じめする必要があることがわかった。
 秋になり旬を迎えたサバを、昔は若狭湾から京都までの72kmの鯖街道を一夜で運んだという。
 マラソンで1位になった人は8時間で京まで着いたということであるが、昔の人が大急ぎで10時間ほどかかったとすると、 当時の塩分量は5〜10%の間だったと言える。
生〆サバフィーレ 梅紫蘇〆サバフィーレ
生〆サバフィーレ 梅紫蘇〆サバフィーレ

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