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Vol.26号では「ワサビや大根おろしを辛くする方法」を紹介しましたが今回は、そのワサビで刺身をおいしく食べる方法を紹介します。
一般的に刺身には醤油・ワサビをつけて食べますが、そのつけ方に秘訣があります。ワサビは醤油の中に入れてかき混ぜては、醤油の味が変わり刺身を引き立てる働きが弱くなってしまいます。本ワサビであればなおさらで、せっかくの香りや刺激が半減してしまいます。料理人によると醤油につける前に、まずワサビをさしみに適量のせて、身を二つにたたんでから醤油を少しつけると、より美味しく食べられるそうです。こうする事により、刺身の旨さは引き立ち、ワサビの芳香と爽やかさを味わうことができます。このように食べ方について指南することが古くから行われていることは、刺身がそれだけで独立している完成品の食物でないと考えることができます。
生魚と醤油・辛味を咀嚼し、唾液と混ぜなければならない為、最後に食べる人の手を借りてやっと料理の味が完成するのです。この点は西洋料理と大きく異なります。フランス料理にはシェフが作ったソースがすでにかかっており、食べる人は皆同じ味を楽しむことと対照的です。
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