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「どんなものを食べているか言ってみたまえ。 君がどんな人であるかを言い当ててみせよう」
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ブリア・サヴァラン『美味礼讃』
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春に産卵期を迎えるあんこうは、冬の間に栄養を蓄えるので、特に内臓は脂がのっています。
大きいものは下くちびるに鈎を掛け、つるした状態でさばきますので、これをあんこうの「つるし切り」と言います。
あんこうは身はもちろん、皮や内臓も食べられ、肝、とも(尾ひれ)、ぬの(卵巣)、柳肉(身)、水袋(胃)、えら、皮を
「あんこうの七つ道具」と呼びます。
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エステ、泳ぐコラーゲン
身は水分が80%を占め、低カロリーです。脂肪が1%以下と少なく、味わいは淡白ですが、味噌との相性が良く、
味が良く染み込み、鍋には不可欠です。
皮には多くのコラーゲンが含まれ、健康な肌、美肌を保ち、ビタミンCの多い食品と一緒に食べると
肌をきれいにするといわれています。
肝臓は「あん肝」といわれ、ビタミンA・D・コラーゲンの他、タンパク質等も豊富で美肌・目の健康・
骨粗鬆症・がん・抜け毛予防等に効果があります。食品の中でもトップクラスの豊富なビタミンDが含まれています。
このようなことから、あんこうは食べるエステ、泳ぐコラーゲンといわれています。
「あんこう鍋」は東京では「割り下(だしと醤油)」、常陸・盤城地方では「味噌仕立て」ですが、蒸して裏ごしした
「あん肝」をポン酢で食べる「水炊き」がオススメです。残った汁とタレで作る「おじや」は絶品です!
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の由来、どちらを選ぶ?
あんこうの名前は、「アンゴウ」という「ヒキガエルの方言」に由来するという説と、
「暗愚魚(あんぐうお)」
のことであるとの説があります。暗愚とは「馬鹿者、愚か者」という意味です。英語では普通
an anglerですが、
別称として釣りをする蛙という意味のfishing frog、ヒキガエル魚という意味の、
toadfishという言葉があります。
あなたはどちらを選びますか?
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の例え話いくつ知ってますか?
【あんこ型】
お相撲さんで、下腹がよく発達して突き出たタイプをいいます。おなかの突き出た肥満型力士の容姿が
アンコウのボテッとした姿に似ていることから、「アンコウ」が詰まって「アンコ」になりました。
これに対して、やせているお相撲さんを、「そっぷ型」といいます。これはスープに使うにわとりの骨から生まれた言葉です。
【あんこうの待ち食い】
これは、アンコウのように、少しも動かずに怠けていて、ご馳走にだけあり付くことの例えで、働かずにチャッカリ儲けることを言います。
【あんこうが粕に酔ったよう】
頭と口が大きく赤ら顔の人を皮肉った言葉です。
【あんこう武者】
口では強そうな事をいうが、内心は臆病で、卑怯な人のことをいいます。
【アンコウが夕立を待つ】
雨が降ってほしいとばかりに口をポカンと開けて空を見て待っている様子をいいます。
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