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日本の平均寿命は世界の中で第1位となった。その中でも沖縄の人々の平均寿命が高い数値を示している。 この要因の一つには昆布の摂取量の大きいことが上げられている。そして、もう一つに魚介類の摂取量の平均値の高いことも指摘されているのである。
日本人の食生活のうちで魚介類の摂取量は一日平均90gである。そのうちEPAが変化しないで保たれている鮮魚は80gである。ところが沖縄などの離島に住む人々では1日に140g程度の鮮魚の摂取がある。 EPAには善玉(HDL)コレステロール値を上げる作用もあり、全国的な漁村住民の調査でも彼らの血清総コレステロール値は低いなど、この脂肪酸の作用は単に凝血防止だけではない。
善玉(HDL)コレステロールは動脈硬化の原因となる粥状硬化症を防止する役割をはたしているとされる。
血液中には血栓性動脈弛緩物質といわれるトロボキサンA2(TXA2)といわれる物質があり、EPAはこれに対抗する働きをするとされる。また、血栓をつくりやすいのもTXA2の作用であるが、EPAはこの作用にも対抗する性質をもっているとされる。
千葉大学では、海岸地方では血清のEPAが高く、血液凝固能も少ないことが示された。 また心筋梗塞の発作時にはEPAが低下していることもわかった。自治医科大学では脳梗塞の患者のうち、高コレステロール血症と直接関係のある粥状硬化症をきたしやすい脳の皮質の大きい動脈の場合に限り、EPAが低いときに梗塞がおこるということを見いだしている。
このように、EPAは動脈硬化の要因となる粥状硬化症の防止、血栓形成作用を促進する働きをする物質であるとされ、また、血清総コレステロール値を下げる働きをするものもEPAであるとされているのである。
EPAは、サバやアジなどの青物と呼ばれる大衆魚の魚油に大量に含まれている。
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