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Vol_43
魚のアジ・赤身の魚と白身の魚


 脂の含有量の多い時期の魚は「旬」と呼ばれ美味です。また、マグロのトロのように、組織のなかに細かく脂が入り込んでいるのも美味です。
お腹に脂肪をため込む人と同じで魚も腹側の肉には脂が多く含まれています。赤身の魚は筋肉に脂をため込み、白身の魚のタラやサメなどは、主に肝臓に油を蓄積して、肉には油がわずかしかありません。

  血合肉は総合栄養剤  
 脂肪には豚肉、牛肉にみられるように、常温では固体のものと、植物の油のように液体のものとがあります。
前者を一般に脂肪、後者をと呼んでいます。両方まとめて油脂などといいます。

トリグリセリド 脂質には油脂のほか、油に溶けるビタミンや色素、またコレステロールレシチンなども含まれます。

 油脂一分子のグリセリン三個の脂肪酸がついたものでトリグリセリドや、中性脂肪と呼ばれます。
油脂が固体か液体かは、グリセリンについている脂肪酸の種類によって決まります飽和脂肪酸(二重結合がないもの)が多いほど固体で、不飽和脂肪酸(二重結合があるもの)が多いほど液体になります。

最近では、飽和脂肪酸を多量に摂取すると動脈硬化になりやすいという知識が消費者に普及したため豚肉や牛肉の脂身は人気がありません。

 逆に、不飽和脂肪酸は動脈硬化の予防になります。中でもEPADHAなどの高度不飽和脂肪酸イワシ、サンマ、サバ、マグロなど特に赤身の魚の油にたくさん含まれています。牛肉や豚肉、植物油には全く含まれていません

 ただし、赤身魚にたくさん含まれる高度不飽和脂肪酸は、大変酸化されやすく、酸化するとせっかく健康に良い機能が失われ、健康にも良くありません。赤身魚は鮮度が重要なのです。
ひとくちメモ

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