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脳力をアップさせるためには、脳の「教育と訓練」が必要であると同時に、その「脳に合った栄養」が必要であり、
これは車の両輪であることがわかりました。それではどのような栄養が脳力をアップさせるのでしょうか。
今回は、脳力アップと食事の関係について詳しくご紹介したいと思います。
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魚食の母親から産まれた子供の方がIQが高い!
アメリカで以前、妊婦を2つのグループに分け、一つのグループは肉を、もう一つのグループは魚を摂取するという実験を行いました。
出産後、数年経ち子供のIQを測定した結果、魚を食べていた母親から産まれた子供のIQは、肉を食べていた母親から産まれた子供よりも、10%ほど高い
という結果が生まれました。
脳力アップには伝統的な日本食が理想
脳力のアップは今からでも遅くありません。まず毎日の食生活を見直してみましょう。まずお米です。
食事の70%はご飯でOKと言われています。お米(ご飯)には良質なタンパクが含まれています。
あとの30%は『ま・ご・は(わ)・や・さ・し・い』と言われる「豆類、ゴマ類、ワカメ(海藻)、野菜、魚、シイタケ(キノコ)、イモ類」。
要するに伝統的な日本食です。
豆類は脳内で《アセチルコリン》という物質になり、記憶力の増加や脳機能の改善、ボケの防止に良いとされています。
またゴマには抗酸化物質が含まれていて、脳細胞や体の細胞の酸化を防ぐ作用があります。
ワカメ(海藻類)には、カルシウムやミネラル、鉄分、悪玉コレステロールを減らすアルギン酸や、新陳代謝を活発にさせるヨードなども大量に含んでいます。
さらに野菜やキノコ類、イモ類にはビタミン類や食物繊維が豊富に含まれ、肌を整えたり便秘を防ぐ効果があります。
魚の中でも特にイワシやサバ、アジといった青魚には、脂質やタンパク質のほかに、体内でEPAやDHAに変化し血液をサラサラにするα-リノレン酸や、
鉛やスズなどの有害物質の動きを抑える亜鉛が豊富に含まれていて、それぞれの働きが神経細胞を活性化させるのに役立っています。
「まごは(わ)やさしい」を取り入れた、バランスの良い食事こそが脳にとっては大切なのです。
青魚に含まれるうつ病、ボケ防止の栄養素
青魚には血液の流れを良くする「EPA(エイコサペンタエン酸)」、脳の働きを良くする「DHA(ドコサヘキサエン酸)」が多く含まれ、
知能の向上やボケの防止、キレやすさを低下させる働きがあると言われ、動脈硬化や心筋梗塞、高血圧、冷え性、ストレスなどに有効とされています。
これらの実証をするために以前アメリカで、キレやすい大学生を被験者に「攻撃の尺度」を測定したところ、DHAの錠剤を毎日服用すると、
2ヶ月後には温厚な性格に改善されたという結果がみられています。
つまり、神経回路や脳の血液の流れを良くするDHAや亜鉛をきちんととると、キレやすさが改善されると考えられるのです。
ほかにも、図2のように魚食の国ほどうつ病の発症率が低いという結果が出ている事がわかります。日本が魚中心の食生活を営んでいた頃は、
カナダでのうつ病発症率が5〜6%に対し、日本はほぼ0%でした。しかし、1997年頃から日本でも魚の摂取量が減少したことで、うつ病の発症率が
増加していることが分かっています。
高たんぱく質で低カロリーな魚食、そして日本食は、脳の栄養にとってもすばらしい食材であることがわかりました。
◎「キレやすさ」がDHAでやわらぐ」
◎DHAは「注意欠陥・多動性障害」にも効果が
◎DHAは「うつ」克服の強い味方
参考引用:監修・北海道大学教授 澤口俊之「魚を食べることは脳にいいってホント?!」
参考資料:矢澤一良著「ブレインフードDHAで"脳と心"が元気になる」
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